【アドラー相談室⑥】問題行動を起こす子どもへの対処方法【嫌われる勇気:岸見一郎氏に聞く】

アドラーのお悩み相談室
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ベストセラー「嫌われる勇気」の筆者である哲学者:岸見一郎がハン家の相談に哲人のように答えてくれます。の第6弾です!!

岸見一郎はハン家の子ども(なーちゃんとマルくん)のじーじでもあります。
じーじこと岸見一郎が、世間と同じように子育てや対人関係に悩みながら生きているハン家の疑問に答えてくれます。

第6弾のテーマは、

相談室6時間目

問題行動を起こす子どもへの対処方法

子どもが成長していくにつれて、外や家での悩みも増えてきますよね。
些細なことでも積み重なってくるとどうして接すればいいのか悩むことも。

叱らないでおこうと思っていても、ご飯を食べてくれないときに叱ってしまったりしてませんか?

手を洗ってくれるのはいいけど、水浸しにしちゃって、ついつい叱ってませんか?

あ、うちのことでした(笑)。

今回は妻のちんさんがじーじへアドラー心理学の視点から「問題行動を起こす子どもへの対処方法」について、疑問をぶつけてみました。

>>過去の相談はこちらから!



岸見一郎に聞く!問題行動を起こす子どもへの対処方法

ちんさん
ちんさん

子どもが悪さをした時、「なんでそんなことをしたん?」って言うけど、子どもになんでかは答えてもらえないし、どうしたらいいん?

じーじ
じーじ

子どもは無意識でやっているから、たぶん答えられないと思う。

ちんさん
ちんさん

じゃあ、どうしたらいいん?

じーじ
じーじ

子どもの行動には「相手役」があるとアドラーは言っている。

ちんさん
ちんさん

相手役ってどういうこと?

じーじ
じーじ

誰もいないところで行動するわけではなく、行動は誰かに向けられている。

ちんさん
ちんさん

それが私ってこと?

じーじ
じーじ

そう。子どもが親から見て問題だと思うことをした時、どう感じる?

ちんさん
ちんさん

イラッとするなー。

じーじ
じーじ

子どもはそういう感情を親から引き出そうとしているんだ。

ちんさん
ちんさん

なんのために?

じーじ
じーじ

注目をひくために。

ちんさん
ちんさん

じょあ、どうしたらいいん?(何回いうねん)

じーじ
じーじ

注目をしないこと。

ちんさん
ちんさん

簡単に言われてもそれは難しいわ。

じーじ
じーじ

子どもは注目させようとしているからね。

ちんさん
ちんさん

結局、どうするのがいいん?

じーじ
じーじ

一切注目をしないこと。

ちんさん
ちんさん

うーん。腹を立てないなんて正直難しいわ!

じーじ
じーじ

そのとき、子どもは権力争いを仕掛けているんだ。

ちんさん
ちんさん

権力争いって?

じーじ
じーじ

ケンカといったら、わかりやすいかな。

ちんさん
ちんさん

そのときは親はどうしたらいいの?

じーじ
じーじ

ケンカから降りるしかない。親は腹が立つというより、嫌な気持ちになるよ。そうならないように子どもを追いつめてはいけない。

ちんさん
ちんさん

結局、問題行動を起こす子どもには、相手役にならないようにするしかないってこと?

じーじ
じーじ

そう。叱られるとわかってしているから、注目するといよいよ同じことをやり続けるよ。

ちんさん
ちんさん

極論、相手役にならないようにするのは、注意もしないってこと?

じーじ
じーじ

危ないことをしそうな時は注意しないといけない。そうでない時も「やめて」といっていいけれど毅然という。

ちんさん
ちんさん

毅然という、ってどんなふうにいうことなん?

じーじ
じーじ

キッパリと感情的にならない。「やめてね」と。

ちんさん
ちんさん

ただ注意しなければ、子どもは相手にしてもらんくて、やめるかもしれんけど、逆にひどく繰り返すかもしれんよね?

じーじ
じーじ

親を怒らせないと注目してもらえないと思っている子どもが何か問題行動をしたときに、注意しなければ確かに行動がエスカレートすることはあるだろうね。

そのためにも親を怒らせるようなことをしなくても相手になってもらえることを普段から教えたい。

ちんさん
ちんさん

まず、なんで子どもは親に叱られようと思うん?

じーじ
じーじ

たとえてみればこんな感じかな。家に帰ってきたのに親が気がつかなったら、帰ってきたことを親に伝えようと少し大きな声で「ただいま」という。それでも、気がついてもらえなかったらもっと大きな声を出すだろうね。

そんなときはどうするのが最善なん?

じーじ
じーじ

今のたとえでいえば、子どもが大きな声を出す前に気づくこと。

ちんさん
ちんさん

それができればいいけど、いつも気づくのはむずかしいわ!

じーじ
じーじ

子どもが私を見てといい、親が気がつかなったら怒るというのは本当はおかしい。でも、最初は意識して当たり前のことに声をかけてほしい。

ちんさん
ちんさん

たとえば?

じーじ
じーじ

一緒に食事ができて嬉しいとか。

ちんさん
ちんさん

たくさん食べなかった場合でも?

じーじ
じーじ

もちろん、食べてほしいけどね。

注目しないでおこうと思うとかえって注目することになるので、こんなふうにしたらいい。

「同じ行動の適切な面に注目することが、同時に不適切な面に注目しないことになるような注目をする」

ちんさん
ちんさん

難しい。一度聞いてもわからんな。具体的に言うと?

じーじ
じーじ

食事の話で言えば、「食事をしていることに注目すれば、たくさん食べていないことに注目しなくて済む」ということ。

どうしても食べてないことに注目してしまう。

食事の量に注目するのは次の段階。

その時も食べる量が少ないことに注目しない。今日はたくさん食べたね、というふうに。

さいごに

今回は「問題行動を起こす子どもへの対処方法」というテーマでじーじへ聞いてみました。

チェックポイント
  • 相手役にならない
  • 危ないことをしたときは、毅然とした態度で注意する
  • 適切な面に注目することが、同時に不適切な面に注目しないことにならないようにする

この考えは難しい!(笑)

頭でわかっていても、実際にそうするのはなかなか出来ないかも。

それでも少しずつ意識して子どもと接していければ、子どもも変わってくれる!

そう思いながら、向き合っていけば、いいのかな。

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